Will2_Light and Shadow 「志/彷徨える魂」
―――サイバー空間 |
サイバーX |
ファントム・・ようやく会えたね。 |
ファントム |
御身と・・このような姿であいまみえることになろうとは・・。 |
サイバーX |
うん。ゼロのこと・・もう知っているね。 |
ファントム |
御意。すべてを知り申した。きゃつは・・。 |
サイバーX |
彼は今・・人のために、レプリロイドのために戦っている。
力を貸してあげてくれないか? |
ファントム |
・・我が闇は・・御身以外の光にお仕えすることはございませぬ。
きゃつが人とレプリロイドを守護するまことの刃(やいば)たりえるのか・・拙者にできるのは・・ただそれを見極めることのみ。
拙者もまた・・刃なれば。 |
サイバーX |
変わらないね・・君は。 |
ファントム |
たやすく変わるようなものは、忠義とは呼べませぬ。 |
サイバーX |
わかった。君のその揺るがない心、信じるよ。
ぼくも信じてる。ゼロはきっとすべてを乗り越えてくれると。 |
SE |
ファントム |
ん・・。 |
サイバーX |
この感じは・・彼らだね。 |
ファントム |
オメガとやらに敗れたか・・。 |
サイバーX |
おそらくは・・。行こう、ファントム。 |
ファントム |
御意。 |
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