ロクゼロ へタレ行進曲
サタデーレプリロイド天国!




タイトルの元ネタは「宮川●のパカパカ行進曲」から。


今回はロクゼロを代表するへタレたちを大紹介。
究極のへタレは誰かを検証してみました。

へタレのMVP賞を受けるにふさわしいチャンピオンは誰なのか?



ちなみに
最初の2人はサービスですので問題外。
















クラフト
(職業:ラグナロク作戦実行部隊隊長)


ラグナロク作戦実行部隊の隊長。

へタレ要素はまったくないと思いますね。
ネージュにがつんと言われて、多少心が揺れ動いたりしましたが、
それを表に出すこともなく、
基本的にオレ様主義で、我が道を行くタイプです。


「何も言うな。オレについて来いネージュ!」
とばかりに
いきなりネージュを連れ去ったり、

悪役バイルを押しのけて
ラグナロクをまんまと乗っ取ったあげく、
バイルをネオ・アルカディアごとラグナロクで撃つなど・・
見た目同様、
とっても豪快でワイルドなお方です。



これだけの行動力がある分
とうていへタレとは言えないでしょう。












隠将ファントム
(職業:四天王)

温厚な性格のくせして、やることはかなり陰険な
ネオ・アルカディア影の四天王。

この方も問題外です。

エックス(両方)の命令には、何があろうと絶対服従。

エックスの尻に敷かれて、いいようにこき使われてる。


・・・・というへタレ要素は否めないですが、
自分の任務はきちっとこなす冷静さ、
たとえ失敗しても、
それをそのまま終わらせないしたたかさ(執念深さ)といい、
情けなさを微塵も感じさせない言動から
今ひとつへタレとは言い切れません。












闘将ファーブニル
(職業:四天王)

元気印で戦い大好き、
ネオ・アルカディアの熱血四天王。

オレ様主義でマイペースな性格からして
へタレとはあまり縁がないですね。

エックスの言うことには
生意気にしつつもちゃんと従うあたり、
やっぱりエックスのお願いには弱いのでしょうが、
後述のあるお方ほどではないので、
まあそれなりと言ったところです。


このお方の場合、
へタレ要素よりマヌケ要素の方が
圧倒的に多いです。










エルピス
(職業:元・管理局勤務)

理系のインテリタイプで
シエルさんに恋するレジスタンスの司令官。

本人は頑張ってるわりに
思いっきりへタレ街道を突っ走ってる
不憫なお方です。



シエルにさりげなくモーションをかけるものの
全然気づいてもらえず、
プライドをかけた『正義の一撃作戦』は大失敗。


この失敗が原因で起こった『爆撃機迎撃ミッション』で、
シエルは恋敵(ゼロ)と出撃

さらにゼロとシエルの絆は深まる

・・とまあ、結果的に
シエルとゼロの仲をとりもつことになってしまいます。


パカパカ行進曲での
【イイトコ見せようとして大失敗!】
の典型例です。




その後
絶望と挫折感により失意のドン底に落ちたエルピスは
ベビーエルフに利用されて落ちるとこまで落ち、
本来のインテリ&温和なイメージは崩れ去り、
奇怪な言動をする変な人(レプリロイド)に成り下がる・・・
その情けなさは涙を誘います。


リマスタートラック ロックマンゼロ・テロスに登場のドラマバージョンは
何故そこで笑う?とツッコミを入れたくなるほど意味もなく怪しく笑うなど・・
はっきり言って最初から変なお方でしたが(汗)




ですが、
次に言う方に比べればたいしたことはありません。

















ゼロ
(職業:伝説の英雄)


伝説のレプリロイドにして、レジスタンスのホープ。
クールで冷静沈着なキャラクターのわりに
苦労多いお方です。




百年の眠りから目覚めた途端、
「私にとっては、あなたはもうゼロなのよv」
・・と、
シエルさんの尻に敷かれて、
わけもわからないまま
ネオ・アルカディアとの戦いに巻き込まれ、





一応
戦ってあげている立場にもかかわらず
シビアなミッション評価にコードネームまでつけられる
理不尽な扱いを受け、





さらに
わがままオリジナルエックス様にも散々振り回されて、

その結果、自分の手で
オメガ(自分のオリジナルボディ)まで壊すはめになり、






ロクゼロ4では、
ゼロ本人はシエルに頼まれて戦っただけなのに
ネージュたち人間(一部除く)に目の仇にされ、
憎まれて嫌われまくるわ、







敵のパーツやアイテムレシピをせっせと拾い集めてこなければ
チップを開発してもらえなくなるなど、
セルヴォにまで自給自足を強要され、





イロンデルに
サブタンクをほしけりゃSクリスタルをよこせと
物々交換を迫られる・・・






・・とまあ、
クールなキャラクターのわりに
悲惨かつ情けない目に合いまくってます。










さらにロクゼロ4のミニゲーム
「プラントパニック」に「ウッドチョッピング」
では
草むしりや薪割りといった
日常生活の雑用までやらされる始末。



















シエルさんと結婚して
主夫になったのか、ゼロ?






















これらのゲームは
ゼロはシエルさんのヒモになった
ことを暗示しているのかもしれません。

これでシエルさんの朝食を作るミニゲーム
でもあれば言うことないでしょう。































しかし!

















このへタレを打ち負かす究極のへタレがいます。


















へタレのMVP賞を得るにふさわしすぎる
チャンピオンはこの方・・




















賢将ハルピュイア
(職業:四天王)



ご存知
エックス様に命を捧げる
ネオ・アルカディアのキザ四天王。




端から見れば、
非の打ち所がない文武両道のイケメンですが、

エックスにはてんで頭が上がらず
オリジナルエックス&コピーエックスの尻に敷かれてる
軟弱さを併せ持ちます。














オリジナルエックスが眠りについた後、
精神的にエックス離れができないハルピュイアは
コピーエックスを造らせて
エックスの身代わりにすべく
光源氏計画をするものの

コピーエックスは
オリジナルエックスとは違い
わがままで高ビーな性格に育ち大失敗!

・・オリジナルエックスも、
ある意味わがままなのは否めませんが(^^;)。
高飛車(ハルピュイア)+わがまま(オリジナルエックス)÷2=コピーエックス
といったところなんでしょう。








わがままに育ったコピーエックスを
「どんな性格でも子供は可愛いv」
とばかりに
しつけるどころかさらに甘やかし・・・


その結果
ネオ・アルカディアは変な方向に突っ走り、
大勢の無実のレプリロイドが殺されるはめに…。



オリジナルエックスと並んで、物語の元凶とも言えるお方です。
















さらに
賢将ハルピュイアに関する
以下の方々の証言


(1)エルピス(旧名TK31)さん
(職業:元・管理局勤務)
の証言

エックス様の行政を学術的側面から支えるハルピュイア様が、
現地に赴き指導されるのは当然のこと。
むしろ光栄に思わなければ・・。」



(2)トレテスタ・ケルベリアンさん
(職業:八審官)
の証言


「ご自愛を、賢将殿。

あなたはエックス様同様人々を照らす光。



(いずれもリマスタートラック ロックマンゼロ・テロスより)





これらから、
ハルピュイアはエックスのパートナーであり、
統治を助ける補佐でもあり、
最も近い存在であることがわかります。



ゲーム本編でも
コピーエックスの代行を務める辺り、
ネオ・アルカディアではエックスに次ぐ地位であり、
戦闘時だけでなく統治のデスクワーク面でも
エックスのパートナー

だったのは言うまでもありませんね。




















だったら
コピーエックスを叱るなりして止めろよ
ハルピュイア!


















いくら甘やかすにしたって程があります。




賢将殿・・
あなたは
マスオさんじゃないんだから、
サザエさんコピーエックスに対して
強気になって、少しはがつんと言っても
よかったはずです。


人間とレプリロイド、双方の平和のためにも
殴ってでも、本当に良い統治者にすべきだったのでは・・。


これはこれで、一歩間違えば
泥沼愛憎劇や家庭内暴力に発展しそうですが、
世界全体のことを考えれば、こっちのほうがはるかにましです。












コピーエックスの
人間偏重わがまま統治のせいで
大勢のレプリロイドが不当に処分され続けてるのに、

それでも
コピーエックスの統治を助けるかたわら、
イレギュラーハンターとして
忠実にイレギュラー処理に尽力を尽くすなど、

コピーエックスの尻に敷かれっぱなしの
ていたらくぶり。







これらから、
ハルピュイアがエックスに対していかにベタ甘か
よーくわかります。




むしろ自分や他人に厳しい分、
エックスにだけは
その分めちゃくちゃ優しいのでしょう。



人前で亭主関白ぶってる人が、
家庭内ではカカア天下だったという興味深い例ですね。













さらに
これだけにとどまらない
ハルピュイアのへタレエピソードを
以下に陳述。




(1) 自分達を敗退させ、
ファントムの自爆攻撃でも死なない
不死身の敵(ゼロ)の前に立ちはだかるものの、
コピーエックスに「下がれ」と言われて
命令に逆らえずにすごすご引き下がる。

ゼロと二人きりにさせた結果、コピーエックスを失ってしまう。



(2) 代わりのエックス様(コピーエックス)まで失い、
ついに一人寂しく
統治者代行のハードワークに
苦しむ日々を過ごす。




(3) ユグドラシルを守るべく、
風の神殿で侵入者(エルピスやゼロ)を迎え撃つものの、
ゴミを見るような目で見下していた(エルピス談)
エルピスにボロ負けしたあげく、
ベビーエルフに操られて、
ゼロと無駄な戦いを繰り広げて負傷。
結局、オリジナルエックスも守れなかった。




(4) バイルの出現&裏工作で、あれよあれよというまに
四天王筆頭から
窓際筆頭リストラすれすれに追いやられる。




(5) コピーエックスに
バイルを遠ざけるように意見するものの、
がつんと言えずに逆に言い返され、
さらに現れたバイルに
「四天王も落ちたものだ」とバカにされる。




(6) コピーエックスに愛想をつかされ、
バイルにコピーエックスと幹部の座を奪われて
ついにリストラ。



(7) コピーエックスに捨てられたショックと都市を破壊された怒りから
オメガに特攻してあっけなく玉砕。



(8) オリジナルエックスにお願いされて、
傷も癒えてないのに
再び無茶な戦いに駆り立てられる。





・・と、
これでもかと言わんばかりに
へタレっぷりを披露してくれてます。

















まあ
ハルピュイアのへタレ要因がエックスにある
ことは言うまでもないでしょう。











賢将殿を
ここまでへタレにさせる
エックス様の魔性ぶりカリスマも
スゴすぎます。



















しかし、これだけ
悲惨かつ情けない目に合いながら
どのお方も
自分が不幸だと思ってないあたりも
もっとスゴイですね。










以上の考察から、

MVP賞は賢将ハルピュイア。

ファーストチャンプ賞はエルピス。

宮川賞はゼロに決定!

おめでとさ〜ん!!(宮川●風に)










そして結論



たとえへタレ人生まっしぐらでも、
本人が気にしてなければ
その人の人生は幸せである。



・・・・結論になってるかどうかは疑問ですが(^^;)







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