ロックマンゼロ2 名(迷)台詞集

あえて漢字変換はせずに、オリジナルそのままに載せてあります。


エルピス

温和なときと壊れたときのギャップがすごい強烈なキャラクター。
本来は温和な性格だが、ゼロが帰ってきたことで、嫉妬と対抗心を抱き、功を急ごうとあせるあまり、次第におかしくなっていく。
シエルには温和な態度で接するのに対し、ゼロにはちくちくと皮肉めいた態度をとるのは、やはりゼロへの嫉妬心から。ハルピュイアほど極端でないにしろ、相手によってあからさまに態度が違うのが笑える。


(ミッション「砂の荒野」クリア後のレジスタンスベースにて)

そんな・・
わたしが・・こんなにガンバれたのも・・
ひとえに、あなたが・・
シエルさんがいてくれたこそ・・です



はにかみながらも、シエルへの想いを遠まわしに伝えた台詞。
しかし、次の瞬間別の話題を振られて、あっさりと受け流されてしまう。



(ゼロが倒れていると聞いて出て行くシエルたちを見送りながら)

・・・・・・・・・・・・・・
ゼロ・・さん、か・・



シエルと良い雰囲気に・・・と思った矢先、ゼロ帰還の知らせで出て行ってしまうシエル。
これがゼロへの対抗意識に火がついたのかもしれない。



(エルピスに話し掛けずに、シエルのところへ行こうとすると)

フフ、ちょっとまってください
もしよかったら
じこしょうかい・・させてくれませんか?
ゼロ・・さん


自分を無視されることが嫌だったらしいエルピス。
『ゼロ・・さん』と・・を入れているところに、ゼロを認めたくない気持ちが感じられる。





(ゼロに「わからん」と一言言われて)

フフハハ、ゼロさん・・
いがいと、ゴジョウダンが
おすきなんですね
ともかく・・
今後ともよろしくおねがいします
伝説のエイユウ・・さん



英雄であるゼロに嫉妬しているのがみえみえである。





(会話が終わった後、再び話し掛ける)

どうもわたしは、
あなたに、きらわれているようですね
とてもざんねんです
あなたとは、うまくやっていきたいと
思っているのですが・・



逆じゃないか?と突っ込みたくなったプレイヤーは多いと思われます。





(ゼロに忠告されて)

ごちゅうこく、ありがとうございます
もちろん、ゲリラ活動はつづけます
ですが、われわれは
かなりの力をつけてきました・・
あなたにたよるしかなかったときとは
もうちがいます
今は、われわれだけで
ジュウブンやれるんですよ


ゼロがいなくても自分たちで十分だと言わんばかりの台詞。
ゼロを受け入れられない、そして認めたくないエルピスの本音がよくわかる。



(手伝ってくれという頼みを一度断った後、話し掛けると)

ん?
どうかしましたか?
今、われわれの作戦は
ジュンチョウにすすんでおります
ごしんぱいなく
それとも・・
たいくつでもされてますか?
もしよければ
そうですねー
たいした作戦ではありませんが
手伝っていただきたいことも
すこしありますねー
手伝っていただけますか?



語尾を伸ばしてるところに、嫌味を感じる。



(ミッションを選択する)

作戦のせいこうをいのる


転送されたゼロに告げるかのように言うエルピス。
その堂々とした様子は、まさに司令官にふさわしい雰囲気である。



(正義の一撃作戦をやめてほしいと訴えるシエルに)

うるさい!

・・・・・・
しつれいしました・・シエルさん
でも・・すこしは、わたしの言うことも
聞いてください
わたしも・・
シエルさんのこと・・みんなのこと・・
ちゃんと かんがえているつもりなんだ
それなのに・・


エルピスが強硬にネオ・アルカディア攻撃を推し進めたのも、ひとえにシエルに認めてもらいたい気持ち、そしてゼロへの対抗心から。
自分の想いに気づいてくれないシエルにやきもきしている、エルピスの本音がもれた台詞。





だいじょうぶです・・
すべて・・うまくいきます・・
もしうまくいけば・・シエルさん・・
わたしは・・わたしは・・



『正義の一撃作戦』にすべてを託すエルピス。
しかし、待っていたのは残酷すぎる現実だった・・・。



(爆撃機を迎撃した後)

シエルさん・・
作戦は、しっぱいしました
すべては・・わたしのせきにんです


シエルに作戦の結果を告げるエルピス。
上手くいくと、自分のすべてを託した『正義の一撃作戦』。
それが無残な結果に終わり、それでも、その現実を受け入れなければならなかったエルピスの無念が感じられる。





ハハ・・
わたしは、ダメなヤツです・・
ネオ・アルカディアでは、いつも下っぱで
ここに来て、ようやく
しれいかんになれたのも つかのま・・
すべてだいなし・・です・・
それもこれも・・
わたしに力がなかったから・・



自分を卑下し、自分を責めるエルピス。
しかし、それを力がないからと思ったことから、更なる悲劇が始まった・・・。





ちからがほしい・・
ちからがほしいよ・・
力を手に入れ・・
ネオ・アルカディアを・・
人間を・・ほろぼし・・
こんどこそ・・エイユウになって
やるんだーーー!


絶望に囚われ、悲しみに打ちひしがれたエルピスが選んだ道。
それは力を手にし、英雄になること。
だが、それはエルピス自身を破滅へと誘う最悪の選択だった・・・。



(ミッション「ノトスの森」の最初で)

ハハハッ、ゼロくんじゃないですか
もしかして・・
わたしをおさがし・・なんですか?



どれだけ皆が心配しているかなど、まったく気にもかけていないエルピス。
ベビーエルフにそそのかされたとはいえ、この変貌ぶりはなんとも言えません。





このばしょには、ダークエルフのふういんを
とくカギがおいてあります
どちらがさきにカギを手に入れるか・・
きょうそうですね



正義の一撃作戦の失敗で落ち込んでいたあの様子から一転、わくわくして楽しそうなエルピス。
ゼロの言葉を聞こうとせず、楽しげに言うと、ベビーエルフと共にさっさと先に行ってしまう。
自分のやろうとしている事の危険性を知らず、まるでゲームを楽しんでいるかのようである。



(ノトスの森の遺跡の奥で)

クックックック・・
ついに・・
ついにカギが目の前に!
では、ゼロくん・・お、さ、き、に



ノリノリなエルピス。
欲望のまま、ダークエルフ復活目指して突っ走る様子は、実に楽しそうである。



(対バーブル・へケロット戦後)

すべては、世界の平和のため・・
シエルさんのためなんだ!



シエルへの想い。
これがエルピスのこだわり。



(後半4ミッション終了後)

ゼロくーん、キミはとうとう
このわたしをとめることが
できなかったようだねー


いきなり笑い声と共に通信してくるエルピス。
ゼロたちにどれだけ心配をかけたかなんてそっちのけで、勝ち誇った(不気味な)顔のアップで話しかけてくる。
好き放題しまくり、暴走しまくりで言うことありません。





ここは、どこだと思う? ゼロくーん
ここはネオ・アルカディアの最深部・・
ネオ・アルカディアのかんぶですら
たちいることをきんじられている
ダークエルフがねむるへやだ・・
まず、ここのダークエルフをめざめさせ・・
つぎにオリジナルエックスをハカイすれば・・
ダークエルフの真の力をえることができる・・
クックック・・もうすぐだ・・
もうすぐ、きゅうきょくの力が
手に入るのだー!


ネオ・アルカディアの最深部の地下に辿り着いたエルピスは、もうすぐダークエルフの力が手に入ると狂喜する。
そして、ネオ・アルカディアの地下に封印されている、ダークエルフの半分を復活させようとする。
ダークエルフの力を得ることが、世界のため・・シエルのためになると信じて。





(ダークエルフの封印を解くのを阻止しようとするエックスに)

や、やめろ・・!
じゃまするなっ、エックス!!

こら、にげるな ベビーエルフ!!
クッ、わ、わたしは・・まけん!
ウ・・ウォーーーーーーーーー!!



ダークエルフ復活を阻止しようとするエックスに対し、抵抗するエルピス。
それはエックスの力を退け、ついにダークエルフの半分を復活させる。
その心の底から燃え上がるパワーには、すごいものがある。




(倒れたハルピュイアを前にして)

フッ・・
フフフフフ・・・・
いいざまだな、ハルピュイア・・
むかしは、よく・・
ゴミを見るような目で・・わたしのことを
見てくれたが・・
わたしはもう・・
むかしのわたしじゃない・・・・


エルピスの過去、そしてハルピュイアの潔癖で高飛車な性格がわかる台詞。
だが、やっていることはまさに『ジャ●アンに仕返しをするのび●くん』(笑)。





オマエのあいては
あとでたーっぷりしてやる
しばらくそいつとあそんでおれ


ハルピュイアを操って、ゼロの足止めをさせようとするエルピス。
それなのに『お前の相手はあとでたっぷりする』・・・まだまだ仕返したりないと見える。
よほど、自分を見下したハルピュイアを恨んでいるらしい。





では、ゼーーーローーー
ごきげんようーーー



マイナスパワー炸裂でノリまくりなエルピス。
本当に楽しそうである・・・。




(ユグドラシルの最上階にて)

クックックック
まっていたよーゼーロ
やはり、さいごのしあげは・・
キミの前でやらないと
おもしろくないからねー

エックスをカンゼンにハカイすれば・・
ダークエルフは真にカクセイし・・
わたしは・・
キュウキョクの力を
手に入れることができるのだー!



エルピスは、眠るエックスを破壊して、ダークエルフを完全に復活させようとする。
暴走し、落ちるところまで落ちたエルピスは、やる事も次第にえげつなく・・・。





(眠るエックスを破壊しようとする)

フッフッフッ・・
そこでゆびをくわえて見ていろ
ゼーーーロ
オマエのしんゆうとやらが・・
ハカイされるところを・・な・・


クーーークックックーーー!
死ーーーーーーねーーーーーー
エックスーーーーーー!
ダークエルフをかいほうしろーーーーーー!



狂気に囚われたエルピスは、眠るエックスの胸にサーベルを突き刺す。
わざわざゼロの見ている前でやるあたり、エルピスの狂気をよく表している。






(ダークエルフの力を得て)

・・・・・・・・
・・・・
またせたな、ゼロ
まずは、オマエをちまつりにあげ・・
そのあとでネオ・アルカディアを・・人間を・・
みなごろしにするとしよう
どうだ、ゼロ・・
人間のいない世界・・レプリロイドのみの世界
さぞかし平和になると・・思わないか!!



ダークエルフの力を得て、戦闘形態へと変貌するエルピス。
ネオ・アルカディアを滅ぼし、レプリロイドだけの世界を創ると、自らの正義論を語る。
だが、愛したシエルもまた人間だという事実、そしてシエルが悲しむことを、この時のエルピスは忘れていたのだろう。



(ゼロに敗れて)

クッソーーー、ダークエルフ!
こんなものでは、ぜんぜんたらんぞ!!
もっともっと、力をよこせーーーー!


更なる力を請うエルピス。それが自らを破滅へと誘う。
ダークエルフの力で更にパワーアップするものの、力を制御できず、暴走してしまう・・・。



(最期の時)

・・ありがとう・・ゼロくん・・
わたしをよくたおしてくれた・・
キミのおかげで・・ようやく
しょうきにもどれたよ
もうすこしで・・わたしは・・
とんでもないことを
しでかすところだった・・
本当に・・すまない・・


嫉妬、憎しみ・・負の感情から解放され、初めてゼロに対して素直になれたエルピス。





すべては・・わたしの・・
わたしの・・弱い心のせいだ・・
自分のあやまちを
みとめるのは勇気のいること・・
でも・・これで・・
すこしは強くなれただろうか・・



最後の最後に、エルピスは本当の意味で強くなれたのかもしれない。





これで・・おわかれだ・・ゼロ・・くん
さよなら・・シエル・・さん



最後にエルピスの心に飛来したのは、やはりシエルの姿だったのだろう。





ありがとう・・ゼロ・・くん・・
さよう・・なら・・



ダークエルフの力で、サイバーエルフに生まれ変わったエルピスは飛び去っていく。
こうして、また1つの物語が幕を閉じた・・・。



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