ロックマンゼロ2 名(迷)台詞集

あえて漢字変換はせずに、オリジナルそのままに載せてあります。


賢将ハルピュイア

潔癖症でプライドの高いエリートタイプ。
相変わらず、高飛車で高圧的な言葉が多い。
だが時折もらす言葉に、現在のネオ・アルカディアの正義に疑問を抱いているのがわかる。


(エルピスを助け、もうこれ以上レジスタンスたちを死なせないと言うゼロに)

よくばりなおとこだ・・
しかし、オマエひとりで
どこまでやれるかな?


挑戦とも思える発言。
だが心の内では、ゼロが真に英雄であるのかを確かめたかったのかもしれない・・・。





(レジスタンスベースに爆撃機が向かっていることを知ったゼロに)

わたしは、このものどもをゆるさない
ネオ・アルカディアに・・
人間たちに、こうげきをしかけた以上・・
レジスタンスどもは、ひとりのこらず
ショブンするしかない・・



レジスタンスベース殲滅のために爆撃機を向かわせたハルピュイア。
ネオ・アルカディアを、人間を守る。
自分が守るものに危害を加えるものは誰一人として容赦しない。
ハルピュイアの静かな怒りを感じさせる台詞。





(エルピスを連れて転送したゼロに)

ゼロ・・
オレは、レジスタンスをたおすことが
せいぎだと思っていない・・
だがな・・人間にだけは
手を出させるわけにはいかんのだ


迷いを感じながらも、譲れない想い。
人間を守る・・・それはハルピュイアの生き甲斐。
そして、尊敬し愛していた主人であるエックスの願いだから。



(ゼロと対峙して)

まぁ、いい
いみなどわかるひつようもない・・
オマエたちレジスタンスなど、
そういうものだ・・
さぁ、いくぞ!



ハルピュイアの心には二つの心が揺れ動いている。
コピーエックスの人間優位の正義を信じようとする心。エックスが統治者だった頃の人間とレプリロイドの協調を模索しようとする心。支配か共存か・・・それはハルピュイア自身に委ねられていることに、果たして気づいていたのだろうか。



(ゼロに敗れて)

フフ・・あいかわらず・・やるな・・
それでいい・・それでいいんだ・・
オレは・・
オマエとたたかっているときだけ・・
なにもかもわすれることが・・できるんだ
しばらくは、これでいい



コピーエックスの代行として、ネオ・アルカディアを背負うハルピュイア。
統治者としての重責、現在のネオ・アルカディアの正義への戸惑い、そして自分の守るべき存在であり、依存する相手(エックス)を失ったハルピュイアの寂しさを感じる。
誰かを守るということは、逆に言えばそれだけ相手に依存することなのだから。



(エックスを破壊すれば・・ね!と言うエルピスに)

さ・・させんぞ・・


エルピスの力の前に敗れたかと思われたハルピュイアが顔を上げ、エルピスに言った言葉。
その気迫には、さすがのエルピスも一瞬ひるんだほど。
たとえ傷つき、その身が朽ち果てようとも、自分の守るものには指一本触れさせない。
エックスの四天王、エックスの騎士、そして強い戦士としてのプライドを持つハルピュイアの意志の強さがわかる一言。



(ベビーエルフに精神を操られそうになり)

ウ・・、ウウッ・・
ゼ、ゼロ・・・・
オレ・・を・・たお・・せ・・・・

えんりょは、いらん・・
もうすぐ・・オレは・・ベビーエルフに・・
カンゼンにのっとられる・・
いそいでオレをたおし・・
はやくアイツを・・
とめて・・く・・れ・・・・


大切な人を守るために・・・。
ハルピュイアにとって、エックスはすべてにおいて守るべき存在。たとえ命を失くしても・・・。
そんなハルピュイアの想いと決意が、この台詞に込められています。
ベビーエルフにのっとられたかに見えたが、エックスを崇拝し、人間に護る事に生きるハルピュイアの心はそれを拒み、完全にのっとられたわけではなかった。
それはハルピュイアの戦闘中の台詞に表れている。



(ベビーエルフから解放されて)

い・・いそげ、ゼロ・・
あのおとこからエックスさまを・・・・・・
世界を・・守ってくれ・・・・


エックスを守ってくれるように頼むハルピュイア。
プライドの高いハルピュイアがここまで誰かに言うのも珍しい。
よほどハルピュイアにとって、エックスは大切な存在だというのが読み取れる。







妖将レヴィアタン

ひょいと片手を上げる仕草とあいまって、憎まれ役に拍車がかかっている。
クールさが持ち前だが、ファーブニル同様仕事をほっぽって、ゼロとの戦いを優先させるあたり、根はけっこうお子様な一面を見せている。


(エルピスを助けに来たゼロに)

ちょっとおそかったんじゃないの? ゼロ
この、ネオ・アルカディアの
おちこぼれ以外、レジスタンスは
みーんな死んじゃったわよ


あまりにもキツーイレヴィアタンの言葉。
ひょいと片手を上げる仕草もそれに拍車をかけている。




(ゼロと再会して)

ひさしぶりね、ゼロ
また会えて、うれしいわ
せっかくのさいかいを
たのしみたいのは、やまやまだけど
ざんねんながら そうも言ってられないの
あなたをたおしたら、すぐに
あのエルピスとか言うしれいかんを
あいてにしなきゃ、いけないからね
さ、いくわよ、ゼロ!



ファーブニルと違って、一応仕事は仕事とわきまえているレヴィアタン。
しかしゼロとの戦いがレヴィアタンの闘争心に火をつけ、次第に理性より感情を優先させるようになっていく。
この時点では自分の任務をちゃんとわきまえていたが、氷の神殿ではゼロとの戦いを優先させたところに、レヴィアタンの心境の変化が表れている。





(ゼロに敗れて)

ハァハァハァ・・
あなたとあそんでいる間に・・
エルピスに、にげられたみたい・・
ちょっと、むちゅうになりすぎたわ
バカみたい


ファーブニルみたいに戦いを楽しむ好戦的な一面を見せたレヴィアタン。
戦いに夢中になる自分を自嘲気味に言いながらも、どこか楽しんでいるふしがある。
それは相手がゼロだからかもしれない。





あなたの強さが・・
わたしをおかしくするの・・


レヴィアタンの危ない台詞パート1。
ゼロはレヴィアタンにとって、自分の心をさらに捕らえて離さない存在になっていく・・・。





つぎは・・
もうすこし、かしこくやらせてもらうわ・・
じゃ、また・・ね



戦いに敗れ、その場を去るレヴィアタン。
ゼロと再びあいまみえる日を今から楽しみにしているのが感じ取れる台詞である。



(氷の神殿にて)

フフッ・・
ゼロ、まってたわ


まるで、デートの待ち合わせ場所にやってきた恋人に言ってるかのような台詞。
クールさを装いながらも、内心とっても嬉しそうな気持ちが感じられます。





わたしもファーブニルのバカが
うつったみたい
あなたのことかんがえると・・
ダークエルフなんて、
どうでもよくなっちゃう・・


ダークエルフが解放されれば、再び妖精戦争の悲劇が起こることは必至。
もっと言えば、守るべき存在であるエックスの身が危険にさらされている緊急事態だというのに、さも当然のようにゼロを選ぶレヴィアタン。
ここまで言い切る態度からして、レヴィアタンは『いざってとき、迷わず友達より男を取るタイプ』なのが窺える(^^;)。

・・・エックスもレヴィアタンとファーブニルを後回しにして、真っ先にハルピュイアと会ってた辺り(リマスタートラック ロックマンゼロ・テロス参照)、まあどっちもどっちなんでしょうが・・(苦笑)。





たとえ、世界がほろびても
あなたさえ、たおすことができれば
わたし・・しあわせなの
さぁ、いくわよ


レヴィアタンは世界の危機を救うことより、ゼロとの戦いを選ぶ。
今まで怠惰に流されるまま生きてきた中で見つけた、自分を夢中にさせるもの。
レヴィアタンのゼロへの執着心・・・それは愛なのかもしれない。



(ゼロに敗れて)

ハァ、ハァ・・
わたしは、
どんどんおろかな女になっていく・・
あなたとたたかうこと以外・・
かんがえられなくなっていく・・
でも・・しあわせよ


レヴィアタンの危ない台詞パート2。
なんだかドロドロ系ドラマに出てきそうな、危ない台詞。





あなたをいつか・・
この手で、ひきさくことをユメ見ながら・・
しばらくは、生きていくとするわ
じゃ・・また・・ね


レヴィアタンの危ない台詞パート3。
妖しいことこの上なし。さすがエックスの子供。







闘将ファーブニル

相変わらずゼロへの闘争心を燃やしまくっているファーブニル。
単純で直情的なファーブニルの台詞は、思わず微笑んでしまう台詞が多い。


(エルピスを助けに乗り込んできたゼロに)

ゼーロ、まってたゼー
コイツらよわすぎて、ぜんぜんつまんねぇ
やっぱり、オメーじゃないとな!
さっ! やるぜ!!


再会したとたん、これである。
ハルピュイアが制止したのもうなずける・・・。



(レジスタンスベースに爆撃機が向かっているのを知ったゼロに)

とくしゅばくだんなんて
オレのしゅみじゃねーが
ま、しかたねーか、しごとだしな



戦うことしか頭になさそうなファーブニルだが、意外にも、一応仕事は仕事とわきまえる一面もあったようである。
・・ハルピュイアの手前、仕方なく従ったのかもしれませんが(^^;)。



(輸送機工場にて)

おっ! ゼロ!
ゼロじゃねーーーかーーー!!
ハハッ!
会えてホントにうれしーゼー!
オマエんところのエルピスってヤツ
おいかけてたんだが・・ハハッ
トクしたぜ・・オマエに会えるなんてなー
さ、やろうゼ!!
今すぐやろーーー
いくゼーーーーーーー!!!



ゼロに会えて、嬉しさを隠し切れず無邪気にはしゃぐファーブニル。
そのまま任務そっちのけで、戦いを仕掛けてくる。
子供のように純粋で、まっすぐなファーブニルの性格がよく表れてます。



(ゼロに敗れて)

ぜぇぜぇ・・
いやーーーホントにたのしいゼー
ありがとよーゼロ
やっぱ、これぐらい
はごたえがないと、やった気がしねーや


ゼロとの戦いを楽しみ、喜ぶファーブニル。
生まれついての戦士であり、バトルマニアなのがよくわかります。





へっへー
つぎ会うときは、もっとあつくやろうゼ!
じゃ、な!!


気分はすっかりケンカ友達・・・。



(炎の神殿にて)

よーーー ゼロ!
エルピスをおいかけてきたんだろ?
知ってるゼ!
ダークエルフだか、なんだか知らねーが
あんなヤツ、ハルピュイアにまかせといて
こっちは、こっちでたのしもうゼ!!
おらーーー!
いくゼーーーーーー!!



ハルピュイアがどうにかすると、楽観的にかまえるファーブニル。
それだけハルピュイアを認めているのか、何も考えてないのか・・・。





(ゼロに敗れて)

ッキショーーーーッ!
なんだよーーーー!
なんでパワーアップしても
オメーにかてねーんだ!
あっ・・あきらめねぇゼ・・
いつか・・かならずオメーを
ぶちのめしてやるからなーーーっ!
おぼえてやがれ、このヤローー!


ファーブニルとの因縁はまだまだ続く・・・(笑)。






オリジナルエックス

ダークエルフ封印に自分の体を捧げたり、ゼロを導いたり・・と巫女さんみたいな役回り。
謎めいた言葉を、託宣のように言ったりして、ゼロ(プレイヤー)を混乱させます。
また、消え入りそうな外見とあいまって、儚げな印象を与える台詞も多い。


(ゼロとの再会)

ベビーエルフが、ふたりとも
めざめてしまった・・
ベビーエルフは、まだこどもだ・・
ふたりは・・
心ぼそさに、うちふるえながら
ハハをもとめて、ないている・・



意味深な言葉を呟くエックス。
どこか悲しげに淡々と語るのは、ベビーエルフの悲しみを感じているゆえか・・。





ベビーエルフたちは
ハハに会うためなら、なんでもする
人の心をゆさぶり、
うんめいをくるわせる・・
ハハである、ダークエルフに・・
ボクがふういんしている
ダークエルフに
会いたいがために・・ね



多くは語らない、口数少なく無口なエックス。
でもさっさと事情は話した方がいいのでは・・・。



(ミッション「ノトスの森」の遺跡の奥にて)

ダークエルフをふういんするので
せいいっぱいの・・
今のボクには・・
どうすることもできない・・



世界を守るために、ダークエルフを封印するために、自分を犠牲にしたエックス。
それなのに、自分にはどうすることもできないと、ひたすら自分自身を責める・・・。
エックスの優しい性格がわかります。



(後半4ステージクリア後)

カレはついに・・ネオ・アルカディアの
地下までやってきた・・
そして・・とうとう・・ふういんを
といてしまった・・


エルピスは、ネオ・アルカディアの地下に封印されていたダークエルフの半分を復活させてしまった。淡々と説明する様子から、自分が長い間守ってきた封印の半分を解かれたことにショックを受け、阻止できなかった自分を責めているようにも思える。





すまない・・
カレの心には・・
ボクの声がとどかなかったようだ・・


真摯に訴えるエックスの声も、絶望と狂気に囚われたエルピスの心を溶かすことはできなかった・・・。狂気へ走るエルピスを、そしてベビーエルフを止められなかった、エックスの悲しみが感じ取れる。





おねがいだ、ゼロ・・
今すぐ、ネオ・アルカディアに
来てくれないか・・
そしてカレをとめてくれ
たのむ・・ゼロ・・



すべてをゼロに託したエックス。
ゼロなら、きっとエルピスを救ってくれる・・・。
その願いを聞いたゼロは、危険を省みずにエックスの眠るユグドラシルへと向かう。
ゼロとエックス・・・2人の絆を改めて認識させられます。



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