ロックマンゼロ4 名(迷)台詞集

あえて漢字変換はせずに、オリジナルそのままに載せてあります。


バイル

フライングしまくりのイケイケマッド科学者。おなじみの不気味な笑いも健在。
様々な台詞と共に強烈な印象をプレイヤーに与えてくれます。


(クラフトとネージュの会話に割り込む)

クーックックックッ・・
・・オマエたち人間が
セイギを かたるのかね?
100年前にワシを
ネオ・アルカディアから
ついほうし・・
イレギュラーとして
レプリロイドを しょぶんしてきた
オマエたちが・・
人間ごときが 今さら
セイギを かたろうというのか!?
わらわせるのぉ!



今回も不気味な笑いと共に登場するバイル(笑)。
この登場パターンは完全に定着していますね。
バイル様はこうでなくっちゃいけません。





(クラフトのように自分に従うか否か、ネージュに問う)

オマエは どうする?
オマエの言う 自由とやらと
ともに エリア・ゼロで
死をまつか!?
それとも クラフトのように
ワシのようなヤツの下で
生きながらえるか!?
ワシはどっちでも
かまわんのだがねぇ!?



何様のつもりだと突っ込みたくなる、高飛車傲慢な態度。
好き放題言いたい放題でなんとも言えません。





(くやしがるネージュに)

クーックックッ・・
そうだ・・そのカオだ・・
くるしみと くつじょくと
いかりにみちた ひょうじょう・・
それがワシの よろこびと
なるのだよ・・



バイルは口の上手さもさることながら、とりわけ相手の気持ちを逆撫でするテクニックにかけては、他の追随を許さないものを持つ。
これは相手を嘲笑し侮蔑することで、心の中に鬱積している憎しみを発散させているのかもしれない。





(ネージュを守ろうと立ちはだかるゼロに)

ゼロ・・
ワシを きれるのか・・?
人間である このワシを・・?
そこの女の 目の前で
みずから イレギュラーと
なってみせるかね・・?



自分を殺してイレギュラーになるのかと、ゼロを嘲笑するバイル。
どんな悪人であろうとも、レプリロイドは人間に危害を加えてはならない。
ロクゼロの世界における暗黙の掟、レプリロイドに背負わされた禁忌を改めて理解できる台詞である。




(バイルからの通信)

・・クーックックックッ・・
クヒャーッハッハッハッ!

言ったはずだ・・ゼロ・・!
キサマに ラグナロクは
止められんとなぁ!



いきなり不気味な笑いと共に通信してくるバイル。
ゼロとシエルは「またか・・」と内心うんざりしているかもしれない。





うちゅうにうかぶ
えいせい砲台 ラグナロクによる
地上への むさべつこうげき・・
これこそが・・
真のラグナロク作戦なのだよ!
キサマがたおした 八つの部隊は
ラグナロクが かんせいするまでの
時間かせぎにすぎん!



バイルあるところに謀略あり。
ゼロとシエルの予想を超える謀略を、ロクゼロ4でもバイルは大展開!






(ゼロとシエルたちに)

いいぞ!もっとうろたえろ!
ちっぽけな自然にむらがる
ウジむしどもよ!
なけ!わめけ!さけべ!
そして・・
ぜつぼうにまみれて・・
ほろびるがいい・・!



対抗手段のないゼロたちをバイルは侮蔑し嘲笑う。
相変わらず関係ない人たちまで無理やり巻き込んで、今回もやりたい放題である。





(通信に割り込んできたクラフトに)

な・・なんだと・・!?
その声・・クラフトかっ!?


有頂天になっていたバイルの勢いをそぐクラフトの声。
その動揺ぶりからも、クラフトの反乱は予想もしてなかった出来事だったのがうかがえる。





(ラグナロクの攻撃目標が自分のいるネオ・アルカディア跡地と聞いて)

キサマ・・あの女の コトバに
そそのかされたか・・!
ココには ワシに生かされている
人間や レプリロイドが
おるのだぞ・・!



やったぜ!な場面から一転、あらら〜な新展開で、バイル大ピンチ!
この様子にざまみろと思った人は必ずいると思われます(苦笑)。






(ラグナロク・コアを見つけたゼロに)

クーックックックッ・・
ようこそ・・
はめつのショーの
とくとうせきへ・・!



不気味な笑い声あるところにもバイルあり。
ラグナロクの直撃を受け、死んだと思われていたバイルはしっかり生きていた。
そして不気味な笑いで自分の存在をアピール(苦笑)。





(ゼロに生きていたのかと言われて)

・・生きていた・・?
・・ちがうな・・
死ねなかったのだよ・・!



機械の部分が剥き出しになっている醜い顔をさらし、不敵に笑うバイル。
『死ねなかった』の部分に、死ねない自分を自嘲しているようにも思える。





(自分の顔を見て驚くゼロに)

この キカイの体に
おどろいたかね・・?
それとも・・ワシが
レプリロイドなら 戦えると
安心したか・・?
・・ザンネンだったな・・
これでもワシは人間なのだよ・・
・・こんな体でも・・
ワシは 人間なのだ・・!!



自分は人間だと何度も繰り返すところに、バイルの人間としての尊厳が感じられる。





・・ダークエルフによる
レプリロイドの シハイと
イレギュラーの まっさつ・・
・・のちにヨウセイ戦争と
よばれる争いを おこした
ワシは・・
ヨウセイ戦争が おわった時に、
当時の 人間どもの手で
ある改造を ほどこされた
ワシのキオクの すべてを
プログラムデータに
へんかんし・・
としおいた ワシの体とともに、
再生きのうを もった
このアーマーに おしこみおった・・
これが どういうことか
わかるかね・・?
としをとり・・ワシの体が
キズつくと、このアーマーが
すぐに再生させる・・
戦争のあとの・・
ヒカリも 自然も・・何もない世界で・・
死ぬことすら ゆるされず・・
えいえんに
くるしみの中で 生き続ける
ノロイをかけ・・
人間どもは ワシを
ネオ・アルカディアから
ついほうしたのだよ!



当時の人間たちはバイルの記憶のすべてをプログラムデータに変換させて、年老いた体と共に再生機能を持ったアーマーに押し込めた。
そのことによって、バイルは死という安息すら許されず、永遠に生き続ける苦しみを背負わされた。
そして屈辱の年月はバイルの心の中で憎しみと狂気を育てていった・・・。





セイギだと!?
自由だと!?
くだらん! 実にくだらん!
キサマらレプリロイドが
この地上で 何をした!
機械人形のくせに 自由をかかげ、
はるかむかしに 戦争をはじめたのは
キサマらだろう!
キサマら人間が
このワシに 何をした!
セイギなどという コトバをはき、
このワシを ついほうしたのは
キサマらだろう!



吐き捨てるように叫ぶバイル。
バイルが抱えてきた人間とレプリロイドへの不満と怒り、憎しみといった負の感情。それらがすべて爆発した瞬間。





レプリロイドの シハイなど
生ぬるい・・!
人間の まっさつなど
いっしゅんの くるしみ
でしかない・・!
生かさず・・!
ころさず・・!
ワシとともに・・えいえんに・・!
くるしみの レキシの中を
あるき続けさせてやるのだ・・!



長き日々に渡って受けた苦痛、屈辱。それゆえにバイルにとって、人間とレプリロイドは両方とも憎むべき存在だった。
バイルの復讐――それは死以上の苦しみをすべての者に与えること。
これほど恐ろしい復讐はないのかもしれない。





(コアと合体し、戦闘形態に変貌する)

クヒャーッハッハッハッハッ!
このワシが おしえてやろう・・!
おろか者どもに
にげ場などない ということを!
ブタどもの いばしょは・・
このワシのもとにしか
ないということを!
この・・ラグナロクを つかってなぁ!



マイナスパワー炸裂、バイルの面目躍如!(違)




(バイル第一形態戦闘後)

まだだ・・
まだ終わらんよ・・!



落下し続けるラグナロクから脱出するよう、シエルから通信が入ったゼロの前に倒したはずのバイルが現れる。
その執念や怨念はすさまじいの一言。





クーックックックックッ・・・・
クヒャーッハッハッハッハッ!
言っただろう!
ワシは このていどでは
死ねんのだよ!
もはや ラグナロクの ついらくは
ダレにも 止められん!



バイルが暴走し始めたら誰にも止められない。
まさにブレーキの壊れたトレーラーである。




(バイルごとコアを破壊するとシエルに話すゼロに)

できるかね!?
キサマに そんなマネが!
レプリロイドたちの
エイユウである キサマが!
人間を守る
セイギのみかたが!
地上の人間を 守るために
このワシを・・
守るべき人間である
このワシを
たおそうというのか!



人間であることをかさにきて、言いたい放題なバイル。
自分を『守るべき人間』と言うところに、レプリロイドの暗黙の掟(どんな悪人であろうとも、レプリロイドは人間に危害を加えてはいけない)をちらつかせる人間の傲慢さがうかがえる。



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