ロックマンゼロ4 名(迷)台詞集

あえて漢字変換はせずに、オリジナルそのままに載せてあります。


ゼロ

伝説のレプリロイドにして、レジスタンスの英雄であるゼロ(本人は自覚ゼロ)。
シエル相手にはけっこうしゃべっていて、またコカペトリやマグナクスなど、自分が特にうっとおしいと思った相手には容赦なく厳しい言葉を吐く場面もあり、台詞は前作以上に増えている。


(プロローグで)

・・リョウカイした
ミッションを カイシする



シエルの通信に応答するゼロ。
この瞬間が、ゼロの新たな戦いの幕開けだった。





シエル、
トレーラーのサポートは
たのんだ



息の合ったやりとりを見せるゼロとシエル。
2人のコンビネーションは抜群である。




(ジャーナリストを名乗るネージュに、意味ありげに自分の名前を呼ばれて)

・・へんな ウワサは
ひろめないで もらいたいな



あたかも駅前で勧誘をされたかのように不愉快な様子のゼロ。
他人に干渉されることは嫌いだというゼロの一面が窺える。



(人間たちの力になりたいと言うシエルに)

・・わかった
オマエのすきに すればいい


シエルの意志を尊重してやるゼロ。
なんだかんだ言っても、エックスのときといい、ゼロは面倒見がいいことがわかります。



(ステージ『エリア・ゼロ』の最初で)

・・・・・・シエル、
ミッションのしじを たのむ



エリア・ゼロの映像に感動しているシエルに、本来の目的を思い出させるゼロ。
最初の意味ありげな間からして、呆れてる様子も感じ取れる。



(自分をバカにしたのは許さないと叫ぶプープラ・コカペトリに)

・・さわがしいヤツだな


コカペトリを軽くあしらうゼロ。
百年間眠っていたとはいえ、それよりもずっと昔から長い時間を生きてきたゼロは、外見は若くても中身は決してそうではない。
そんなゼロから見れば、そこらへんのレプリロイドはしょせんガキである。



(人間の集落にて)

ここが ねらわれているという
ジョウホウは 人間たちに
伝えた
だが それを
どう うけとめるかは
人間たちしだい・・
そういうことだろう?
ネージュ



最後にネージュに話題を振るゼロ。
以前、変な噂を広めるなと言った自分に対し、ネージュが言ったことを反芻して、わざわざ念を押しているあたり、自分の意見を言い返されたことがよほど気に入らなかったのだろうか?



(人間の集落から戻った後)

・・なやんだところで
バイルの部隊が
止まるわけじゃない
今は・・・・
オマエに できることを
やるべきだ



ネージュたちに自分たちを否定されて落ち込むシエルを励ますゼロ。
苦しいときの励まし、悲しいときの慰め。
シエルにとってゼロは良き理解者であり、パートナーであることがよくわかる。





(いつか集落の人たちもわかってくれるよね?と聞くシエルに)

・・・・ああ
きっと・・・・な



シエルの不安を払拭するかのように答えてやるゼロ。
自分の気持ちをわかってくれる人が傍にいるのは心強いものである。



(対プープラ・コカペトリ戦で)

・・けっきょく 自分では
何もできない 下っぱ
ということか・・



バイルの作ったウィルス・プログラムが勝手に邪魔者を処分してくれると言うコカペトリに対してゼロが言った台詞。本人は何気なく、素直に意見を述べただけなのだろうが、これがコカペトリの怒りに油を注ぐことに(笑)。



(対ミノ・マグナクス戦で)

・・・・悪いがオマエの
おしゃべりにつきあっている
ヒマはない
・・・・いくぞ!


マグナクスのたどたどしい話をストップさせて、戦いを始めるゼロ。
ゼロのがさつで短気な一面がわかる台詞である。



(4ミッション終了後、人間の集落にバイル軍が向かっていると聞いて)

・・ちっ!
オペレーター、
集落へ転送しろ・・!


ゼロのかっこよさを引き立ててる舌打ち。今作でもしっかり登場。



(人間の集落での、対クラフト戦終了後)

・・・・何をまよっている・・
クラフト

オマエの コウゲキには
まよいが 見える・・
ホンキでオレを たおそうと
していない・・
集落を おそうのとは
べつの目的が あるようだな



戦いを通じて、クラフトの心に迷いがあるのを感じ取り、さらに別の目的があるとまで悟ったゼロ。それは戦士としての本能がなせる業か、はたまた年の功か。



(ネージュを見捨てようとする集落の人間たちに)

仲間を 助けようともせずに
ただ のうのうと
集落の中で 生きるだけなら、
ネオ・アルカディアにのこった
人間たちと 何もかわりはない
と思うがな・・・・


淡々と言ってのけるゼロ。
クールなゼロは激昂することはまずないが、皮肉っぽい言い方から、内心はネージュを見捨てようとする人間たちの態度にムッとしているようである。





(なんだと!と言うトルナードに)

・・・・なら、オマエたちは
何のために キケンをおかしてまで
ネオ・アルカディアを ぬけだして
この集落を作ったんだ?



ゼロは、態度は横柄だが、たいてい的確で的を射た正論を吐く。
この言葉がトルナードをはじめ周りの人間たちにずしっときたと思われます。



(監獄の奥にいたネージュと再会して)

オマエを 助けにきた
集落の人間たちに
たのまれてな



ゼロの素直じゃない台詞パート1。
あくまで自分は第三者だと言わんばかりの言い方。
ゼロの強情で素直じゃない一面がわかる。





(ネージュに人間がレプリロイドを好きになるなんておかしいよねと言われて)

・・・・・・


意味ありげな沈黙。
ネージュの姿に、自分を慕うシエルの姿を重ねて見ていたのかもしれない。



(監獄の奥を脱出して、ネージュに礼を言われる)

オレは 集落の人間たちに
たのまれただけだ
れいなら ヤツらに
言ってやれ・・



ゼロの素直じゃない台詞パート2。
こういったところにもゼロのかっこよさが滲み出ている。



(自分たちが人間の助けになれたと喜ぶシエルに)

・・ああ・・
だが、まだバイルの作戦は
終わっていない・・
・・・・ミッションを
さいかいするぞ



シエルを、ネージュたちを助けるべく、ミッションを再開するゼロ。
ぶっきらぼうで横柄だが、根はとってもいい人(レプリロイド)である。



(ラグナロクへ転送される直前)

・・シエル
・・最後まであきらめるな



クラフトがネオ・アルカディアごとバイルを攻撃すると知り、驚くシエル。
的確に人間やレプリロイドの救出指令を出しながらも、気が動転しているシエルを落ち着かせるように、ゼロは静かに、だが力強く言う。
落ち着いているが、力強さを秘めた言葉。
かえって、がっと怒鳴るより効果はてきめんと思われます。



(これで世界と人間は変われるはずだと言うクラフトに)

・・こんなやり方を
ネージュが のぞんでいたと
思っているのか?



あきらかにあせり、暴走しているクラフトをたしなめるゼロ。
だがクラフトはゼロの言葉に耳を貸さず、あくまで大勢の犠牲を出そうとも、ラグナロクによって世界を変える道を選んだ。



(クラフトとの戦いに勝利して)

・・しょせん オレたちは
戦う事しか できない
レプリロイドだ
世界を かえていくのは
オレたち じゃない
シエルやネージュ・・
今、この世界で生きる
人間たちだ
・・オレたち レプリロイドは・・
信じられる者に
チカラをかすだけで いいはずだ・・



自分たちレプリロイドの役目はあくまで信じられる者のために力を貸すことだと言うゼロ。
それを聞いてクラフトは・・・。





(お前は何故戦えると聞くクラフトに)

・・オレは トモとの
ヤクソクを 守りたいだけだ
人間と レプリロイドの
共存を 信じ続けた
アイツとの ヤクソクをな
オレは アイツを信じる
そして・・アイツが
信じつづけた人間を・・
・・オレは信じる



ゼロの素直じゃない台詞パート3。
『エックス』と言わず、『友』と回りくどい言い方をしているところにそれが感じられる。
誰よりも強い信頼の絆で結ばれたゼロとエックス。
二人の間に交わされた聖なる約束。それは、今もゼロの中に生き続けている。





(自分のボディはこのまま捨てていってくれと頼むクラフトに)

・・・・ああ・・わかった・・


もうネージュに会わせる顔がない、これ以上彼女を苦しめたくないと訴えるクラフト。
クラフトの意志を尊重し、その願いをかなえてやることにしたゼロ。





(ゼロに自分の守りたいものすべてを託し、動かなくなったクラフトを見て)

・・・・・・・・


クラフトの死を黙って看取ってやるゼロ。
その胸中に何を思っているのであろうか。



(コルボー・チームとの通信が終わったシエルに)

・・・・だいじょうぶか・・?
シエル・・



ゼロがラグナロクを止めるべく戦いに赴いていた間、シエルたちはラグナロクの攻撃からネオ・アルカディアに残っている人間やレプリロイドを守るべく、救出に尽力を尽くしていた。
だが逃げ遅れた者も大勢いて、ラグナロクの攻撃による惨状は予想以上に大きかった。
突然の惨事の対応に疲れたシエルを気遣うゼロ。
シエルがうらやましいと思った方はきっといるのでは?





(通信してきたネージュに)

・・・・ネージュか・・
・・けっきょく オマエの
言うとおりだった
オレが何を言おうと
やっていることは バイルと同じ
戦争でしかない・・
オレは・・クラフトと
戦う事しかできなかった・・



珍しく自分を否定的に言うゼロ。
クラフトの死はゼロにも何かしらの影響を与えたと思われる。





(集落からラグナロクへの転送座標を受け取って)

かのうせいが あるのなら・・
それにかけるしかない・・


どんなときでもあきらめず、冷静に物事を考えて、問題に前向きに対処する。
それがゼロの強さなのかもしれない。



(ラグナロク中心部での対ミノ・マグナクス戦にて)

・・・・悪いが 時間が
ないんでな
・・・・そこを どいてもらおう



相変わらずのマグナクスに、さっさと話を切り上げる気の短いゼロ。
クールな性格だが、がさつで大雑把なゼロの一面が改めてわかります。



(最終戦にて)

・・オレは セイギのみかた
でもなければ・・
自分をエイユウと
なのった おぼえもない・・
オレはただ
自分が信じる者のために
戦ってきた
・・オレは、なやまない
目の前に
テキが 現れたなら・・
たたききる・・までだ!



ゼロはバイルに自分の信念を言い放つ。
戦士として、イレギュラーハンターとして、ゼロの最後の戦いが始まる。





(自分に呼びかけるシエルに)

・・・・・・シエル・・
・・・・オレを 信じろ!



自分の身を案じて呼びかけるシエルにゼロは力強く答える。
強い絆で結ばれたゼロとシエルが交わした最後の会話。
そしてゼロは、バイルの狂った復讐を終わらせるべく、ラグナロク・コアと融合したバイルに立ち向かう。守るべきもの、信じるもの、そして自分自身の誇りにかけて。




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