ロックマンゼロ 名(迷)台詞集

あえて漢字変換はせずに、オリジナルそのままに載せてあります。


闘将ファーブニル

熱血漢な性格にふさわしい、見てて心地よい台詞が特徴的。
あっけらかんとしたところにファーブニルの純粋でまっすぐな一面が垣間見れる。


(対ファーブニル戦後)

ハァ・・ハァ・・
こんなに、アツくなったのは
ひさしぶりだゼ・・
今日のところは ひきわけって事に
しておいてやるっ
今度、オレとやる時まで
誰にもやられるんじゃねぇーゾ!
じゃー、あばよっ!!



ここからファーブニルとの因縁?が始まった…。



(ネオ・アルカディア本部にて)

へっへっへぇー!
来たな〜 ゼロ〜
ほんと、まちくたびれたゼェ
こんなに またせたんだからよぉ
あっけなく死んだりしないで、
サービスしてくれよ
さ、やろうゼ!!



闘将の名にふさわしい、好戦的なファーブニルの性格をよく表している。



(ゼロに敗れて)

しかたねぇー、今日は
これぐらいにしといてやるゼ
あばよっ!


命をかけている戦いにも関わらず、何故か喧嘩友達の感覚で言っているように見えます。
こういった単純でストレートなところがファーブニルの魅力でもあります。





賢将ハルピュイア

高飛車な性格にふさわしい、強気で有無を言わせぬ台詞ばかり。
ゼロを毛嫌いしているのがひしひしと感じられる。
時代がかった言葉遣いも印象に残ります。


(ゼロとの出会い)

わが名はハルピュイア
エックスさまに おつかえする
四天王がひとり


コルボーを助けに来たゼロに毅然と名乗るハルピュイア。
古風な言葉遣いから、四天王としてのプライドの高さや風格を感じさせる。





伝説の英雄とも あろうものが
人間にあだなすイレギュラーどもを
かばいだてするとは、おろかな・・
おのが みで、つぐなえ、ゼロ!



護るべき主人であるエックスに敵対するものは誰であろうと容赦しない。
ハルピュイアの決意が見て取れる。



(対ハルピュイア戦後)

っ、まさか、ここまでとは・・
ゆだんした・・
このかりは、
いつか かえさせていただく・・
さらば!



最後の老いた言葉遣いが印象的。
負けても、敗者であることを感じさせないかっこつけた言葉を言うあたり、やっぱりキザである。



(ネオ・アルカディア本部で)

ここは、オマエのような
ゴミがあしをふみいれて
いい所ではないんだ
みのほどを死をもって
知るがいい!



ハルピュイアの潔癖症で高飛車な性格がわかる台詞。
ゼロを忌み嫌うのはわかりますが、ゴミ呼ばわりしなくても・・・。
ちなみにハルピュイアの部下ヘラクリウスもゼロを『汚らわしき輩』呼ばわりしてます。







妖将レヴィアタン

プライドが高く、余裕な態度を見せるレヴィアタン。
クールさを装ってるが、言葉の端に勝気で気性が激しい一面を見せている。


(ゼロとの出会い)

キザぼうやや戦闘バカが
いろいろと、うわさしてたから
会えるのが まち遠しかったわ
私があなたを壊しちゃったら、
あのふたり、どんなかお
するでしょうね?
フフ・・たのしみだわ



レヴィアタンの勝気な性格、そして四天王たちの人間(レプリロイド)関係が感じ取れる貴重な台詞でもある。
これらから、ハルピュイアとファーブニルは子供扱いで少々バカにしてる一面があり、ファントムに対してはそうは思っていない(認めている)ということが読み取れる。




(対レヴィアタン戦後)

くっ、なぜ、ころさない・・
手かげんしたってわけ?
なめられたもんだわ


これもまたレヴィアタンの気性の激しさを表してます。



(ネオ・アルカディア本部で)

あなたとあそべるのを
たのしみにしてたんだけど
さすがに、これ以上
さきにすすまれるとマズいのよね
悪いけど、本気ださせてもらうわよ



ゼロにとっては命がけのミッションも、レヴィアタンにとっては勝って当然の遊びでしかない。
余裕たっぷりの態度から、自分に自信を持っていることが窺えます。



(ゼロに敗れて)

ふふ・・
でも、うれしいわ
私をここまで うちまかす人が
現れるなんて・・
私はあなたみたいな人を
まっていた気がする・・
あなただけは・・
いつかきっと、私の手で・・



戦いの中でゼロに対して芽生えた感情・・・。
次第にゼロは、レヴィアタンの心を捕らえて離さない存在になっていきます。







隠将ファントム

ハルピュイア同様、時代がかった言葉遣いが圧倒させる。
ゼロたちにとっては情け容赦ない行動も、すべては主であるエックスを思っての行動。
寡黙な分、その心の内には激しく燃える想いを秘めている。


(ゼロとの出会い)

ふっ!・・少しは やるようだな


いきなり問答無用でクナイを投げてくる物騒なお方(苦笑)





せっしゃの名はファントム
エックスさまに おつかえする
四天王が ひとり
おぬしがごとく わすれ去られし伝説は
わが主が手を わずらわせるまでもない・・
せっしゃの手で そのかげ
ひとすじのこさず
消し去ってみせようぞ!



「影」という単語はファントムの台詞で繰り返し出てきます。
自分はエックスの影。
そして、主人であるエックスに害をなす邪悪な影はすべて消し去る。
自らは何も望まず、ただエックスのために生きる。
それがファントムの信念。



(対ファントム戦後)

・・ふ、ふかく・・
しかし・・本当のしょうぶはこれからだ
せっしゃが工場にしかけたバクダンは
まもなく爆発する
バクダンが爆発すれば
工場は使いものにならなくなろう
かいじょ出来るものなら
やってみるがよい・・
では、さらばだ!!



まさしく爆弾発言(笑)。
負けてもただでは終わらせない。
ファントムの執念を感じさせる。



(ネオ・アルカディア本部で)

じんるいの未来に ひかりを
イレギュラーどもの行くすえに
死のかげを
エックスさまの えいこうを
けがすものは むしけらいっぴき
ゆるすわけにはいかぬ
せっしゃの いのちにかえても
おぬしを きる!



たとえ命を失くしても、守りたいものがある。そんなファントムの決意がよくわかる台詞。



(自爆を試みる)

ま・・まさか・・
こ、このせっしゃ・・が・・
し、しかし・・
せっしゃの いのちに・・かえても・・
エックスさまの・・もと・・には・・
おぬしも・・みちづれにしてやる!



ファントムの覚悟。その意志は決して揺らぐことはない。







コピーエックス

基本的に自分は特別だと自覚している、潔癖気味な態度。
敵であるゼロに無邪気に話し掛けたり、かと思えばすぐに逆上したりと、聡明さと短慮、幼さと残酷さ、どこかアンバランスな印象を与える台詞が多い。


(ゼロと二人きりになって)

ボクは伝説の英雄であるキミに
会えるのをたのしみにして
いたんだよ



自分を殺しに来たゼロに対し、無邪気な雰囲気で話し掛けるコピーエックス。
無邪気さゆえの狂気のレプリロイドというべきか…?



(ゼロとの会話にて)

かつてキミやオリジナルの
エックスでさえ きずく事の
できなかった真のパラダイスが
この世にたんじょうしたんだ!
このボクのおかげでね



誇らしげに言うコピーエックス。子供ならではの狂気がまじってるような台詞である。
というか、子供が何かを自慢するかのように言ってる感じが・・・。
言ってることは、ある意味とても恐ろしいことですが。



(ゼロにまがいものと言われて)

ふふっ
キミはボクのそうぞうどおり
ゆかいな人だね


ゼロの言葉にも動じない余裕な一言。
コピーエックスの統治者としてのプライドが見え隠れ。



(ゼロに『弱い』と言われ、)

なっ、なんだと・・!


むきになって怒るあたり、やっぱり子供。



(ゼロに敗れて)

かんぺきなる・・コピーのはずの・・
この・・ボクが・・
なぜ・・こんな、目に・・
ボクは・・英雄じゃ・・
なかったのか・・・・・・



ゼロに敗れたことでプライドを揺さぶられ、脆い一面を見せる。
統治者の仮面がはがれた、このときのコピーエックスこそ本来の姿だったのでは
ないのでしょうか?







オリジナルエックス

神秘的な雰囲気と儚げな言葉が印象的。
台詞は少ないが、どれも泣かせるものばかり。
さすが物語中最も切ないポジションを担当するキャラクターだけあります。


(エンディングで)

キミがボクをのこし、
この世界からすがたを消してから・・
ボクは100年近く、たったひとりで
とほうもない数のイレギュラーと
戦っていたんだよ・・
それは、
つらくかなしい戦いの日々だった・・
しかし、何よりも悲しかったのは
だんだん、何も感じなくなってくる
自分の心だったんだ・・



エックスの心情が切々と綴られる言葉。
ゼロがいなくなってからの100年という時間、エックスがどんな気持ちでいたかが痛いぐらいに伝わってくる。



(ゼロとの別れ)

ゼロ、この世界の事は・・
しばらくキミにまかせたい
だから、このボクを・・
まだ・・もう少しの間
やすませてほしい・・
・・・・・・
ごめんね・・



こうしてエックスは消えていった。
100年という時間を超えた一つの物語の終わり。そして新たな物語の始まり・・・。



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